新型コロナウイルスの影響でマスクの着用が日常的になり、マスクの機能性を重視する傾向が強くなってきていますが、普段はどんなマスクを使っているでしょうか。
マスクといっても抗菌・抗ウイルス効果があるマスクが注目され、その中でも安全性が高い銅繊維マスクが話題になっています。
これは、金属の銅を使ったマスクなのですが、なぜ銅なのか、銅にどんな性質があるのかも気になるところです。
それでは、銅繊維マスクが持つ効果と、仕組みについて解説していきます。

■銅ってどんな性質があるの?
金属の銅から発生する銅イオンは、細菌類を死滅させたり、ウイルス類を不活性化させたりする性質を持っています。
銅イオンの性質は、実際に調理場や医療現場、飲食店の客席などにも取り入れられていて、銅製の調理器具やシンク、テーブルシートのほか、ドアノブや階段の手すりなどにも採用されています。
なぜ、こんなに身近なところに採用されているのかというと、単純に抗菌・抗ウイルス性が高いだけではなく、銅は他の金属に比べて安全性が高く、人体に必要な栄養素だという点でも安心できるからです。
このサイトで紹介している極細銅繊維マスクは、銅を繊維状に加工して布に織り込んだもののことで、西陣織の技術を採用しています。金属を身に着けているような感覚がなく、重さなども一般的なマスクと大差ないので気軽に装着することができます。
また、銅繊維は何度も繰り返し洗濯して使うことができ、毎日使ったとしても6ヶ月程度は抗菌・抗ウイルス性が持続します。
使い捨てマスクを定期的に購入するのに比べると、銅繊維を使ったマスクの方が経済的な負担を軽減できることから、今後どんなマスクが登場するのか楽しみです。
■銅繊維マスクの仕組みと効果
銅繊維マスクには、銅繊維をフィルターとしてマスクに取り付けた一体型と、マスクの内側に入れるインナーマスクタイプがあります。
どちらの場合も、口から出す息の水分が銅に反応して銅イオンを発生させる仕組みのため、マスクを通して細菌やウイルスが侵入することはほぼありません。
マスクを装着するほかにアルコールなどの薬品などを一切使わないので、小さな子どもから高齢の方、妊婦さんも安心して使用できることが特徴です。
マスクを付けている間は、ずっと自分の息で銅イオンが発生し、外気中に漂う細菌やウイルスがマスクに触れても、銅イオンがすぐさま死滅または不活性化するため、ウイルスを始めとする感染症予防に効果があります。
そのほかでは、高い消臭効果で口臭予防ができることや、抗生物質が効かない耐性を持つ危険な菌も除菌することができます。
参考:(http://aoreiru.com/)
■銅繊維にしたことで幅広い使い方ができる
銅を銅繊維にしたことで、マスクをはじめとした幅広い布製品で抗菌・抗ウイルス対策ができるようになります。
タオル類やハンカチ、後々は衣類に至るまで銅繊維を採用すれば、日常的に抗菌・抗ウイルス対策ができるため、感染症にかかる確率も下がることでしょう。
また、銅繊維は水分との接触で銅イオンを発生させるため、洗濯中はもちろん室内干しをするときも雑菌やウイルス類から守ってくれます。
■銅繊維マスクは豊富なラインナップも魅力!日本製なのも安心
銅繊維を使ったマスクは、次々と新しい商品が登場して、形状やカラー、厚み(層)など豊富なラインナップから選ぶことができます。
マスク自体は好みのものを使いたいならインナーマスクタイプ、いつでも手軽にマスクを付けたいなら一体型タイプ、ある程度厚みのあるマスクが欲しい方は六層式のガーゼマスクがおすすめです。
また、多くの銅繊維は日本製で、一つひとつの商品を丁寧に作っていることも安心できるポイントでしょう。
新しい生活様式に対応していくためにも、抗菌・抗ウイルス性に優れた銅繊維マスクがマストアイテムといえるのではないでしょうか。